ルーチェな暮らしと、 lucehappy.exblog.jp

ルーチェクラッシカのデザイナー光田実土里によるBlog ウエディングドレス作りについてや日々の感じたことなどについて書いています。


by 光田 実土里(ゆらりな)
プロフィールを見る
画像一覧

オトナ・リボン

普段は、リボンのように可愛らしいものを身につけないけど、ウェディングドレスにはリボンのモチーフをつけたいと願う女性は、いつの時代も後を断ちません。

私が専門学校で洋服の勉強を始めたばかりの頃、先生が「リボンは一見簡単なようでとても奥が深く、リボンを魅力的に作れる要素があれば天才です。その証拠にクリスチャン・ディオール(1950年代に活躍したフランス人デザイナー)は、シンプルを極めた洋服の中に絶妙なリボン使いをしていました。」と話していたのが記憶に残っています。

花嫁のアイテムとしても定番で人気が高いのがリボン。もともとは平らなテープ状のものを結んだリボン結びが起源ですが、ドレスの一部として身につけるときに大人の女性としての気品を感じさせるリボンに仕上げるのは簡単ではありません。

先生の言葉に呪縛されたかのように、素敵なリボンを作ることは、とてもハードルが高く難しいものという先入観がありました。

20代半ばでウェディングの仕事に携わり、必然的にリボンとは切っても切れない関係となり、試行錯誤を繰り返しています。
f0212290_15542210.jpg
上の写真はシンプルでシックなビスチェに大きなリボンが特徴のアンティーク調ピンクのドレス。

素材・デザイン・布の厚み・スカートや身頃とのボリューム・テール(しっぽ)の長さ・張り感・蝶々部分の幅や長さや表情・結ぶ部分の幅・すべてのバランスがリボンの魅力にかかわってきますから、検討に検討を重ねて作ります。

魅力的なリボンが、お客様の魅力を最大に生かすことができますように*
f0212290_15285792.jpg
上の写真は春の挙式のお客様の仮縫い準備、検討中のリポンです。






[PR]
by luceclassica | 2016-01-29 16:44 | ドレスの魅力