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ルーチェクラッシカのデザイナー光田実土里によるBlog ウエディングドレス作りについてや日々の感じたことなどについて書いています。


by 光田 実土里(ゆらりな)
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仮縫い&立体裁断

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ドレスは、体に沿うものなので、私たちが手掛けるもののほとんどすべてを立体裁断をして作りますが、リボンやその他の付属も立体に組みながら、目で見て出したいシルエットを決めていきます。

私の恩師、近藤れん子先生は、「とにかく目の力を養うこと」の大切さを説かれていました。「日本は着物文化で、洋服が入ってきてまだまだ歴史は浅い。急激に導入する必要があったので、すべてニュアンスは、切り捨てられ数字だけを追ってしまったことが、目を養う力が育たなかった原因よ!!」とも嘆かれていました。

おなじ襟のラインでも、野暮ったく見えるもの、子供っぽく見えるものでも、数ミリカーブを変化させるだけで、洗練された印象になるので、それを目で見て確かめながら作ることができるのが立体裁断です。何度も吟味しながらライン(デザイン線)を決め、そのデザインを一番よく見えるシルエットにするために、パターンを作っていきます。
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れん子先生は、本場パリのバレンシアガのオートクチュールのアトリエで経験をされています。私は、東京にあったイヴ・サンローランのオートクチュールのアトリエにご縁をいただき、修行することができたことがとても幸運だったと思います。

サンローランのアトリエ時代は、仕事と仕事の合間があくと、とにかく大掃除をするのが習慣で、色々な場所の掃除を手伝ったのですが、一番印象に残っているのが、コレクション(ファッションショー)の写真の整理を手伝いでした。オートクチュールは、既製服ほど早い変化ではありませんが、流行のシルエットやヘアメイク、小物使いなど時代によってどんどん変化していく様子を見せてもらえて、本当に興奮しました。

これからも、見て下さった方がワクワクするような、そして身にまとってみたいと思ってもらえるようなドレスを作ることができるよう日々励みます☆


今日も最高気温が5度と寒い一日でしたね。今週末は、最低気温がマイナスも予想され、寒さが厳しいようです!! 皆さん温かくしてお過ごしくださいね*
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by luceclassica | 2012-02-16 18:43 | ドレスの魅力