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ルーチェな暮らしと、 lucehappy.exblog.jp

ルーチェクラッシカのデザイナー光田実土里によるBlog ウエディングドレス作りについてや日々の感じたことなどについて書いています。


by 光田 実土里(ゆらりな)
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・・・おぼろ月☆

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昨日が満月の十五夜で、今日はその次の日「十六夜(いざよい)」なんですって。きれいな日本語ですね。

十五夜よりも月の出の時間がおそいので、いざよいという言葉は、ためらうという意味でも使われるそうです。十六夜は、お月さまが出るのをためらっている...という解釈だったそうなんです。
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ところで私たちのウエディングドレス・コレクションの中の「ハニー・ムーン」。
お月さまって、マリアさまのような、そんな母性や包容力を感じます。

小さなフリルのついたハイネックの襟元、肌を包み隠したクラシカルなデザインです。
もともと昔の教会式では、花嫁は、なるべく露出を控え目にしたものが正式なスタイルでした。

最近では、肩や腕を出すビスチェ型のドレスが主流ですが、やはり控え目なものの中にこそある美しさもあるのでは...という発想から生まれたドレス。不思議に、このデザインのドレスを選んで下さる方は、直感的にこれだ!!と感じて下さる方が多いのも特徴です。(うれしいかぎりです*)

下の写真のドレスは、胸元をハンドプリーツにたたんだデザイン。
素材はコットンとシルクの重ねです。
以前「オートクチュール夜会服展」というのを観に行った時に、1950年代に作られたリナ・リッチのハンドプリーツの作品に一目惚れし、憧れて、制作に挑みました。

女性の胸とウエストのラインを、プリーツでたたむという直線だけで、曲線を表現する難しさを知りましたが、あまり女性らしいボディラインを強調し過ぎない、今の時代には、ぴったりのどこか少女らしさの残るボックス型のシルエットができました。
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こちらは、シルクの綾織り、きもの地のような素材で作ったマリアさま風のドレス。
ローウエストの切り替えに短い丈のきものスリーブのジャケットを羽織るタイプです。

極力シンプルなデザインで、シルエットには、より一層こだわったものを作りたいという願いから生まれたドレスです。
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昨日見上げた空には、薄い雲がかかって、おぼろ月の淡い黄色がシャンパンカラーに見えたこと、そして雲が花嫁のヴェールに見えたことが、発見でした。
美しい月夜☆Love






写真・・赤木 宏行氏  ヘアメイク・・土山 悦さん  モデル・・幸栄ちゃん
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by luceclassica | 2011-09-14 00:08 | コレクションのこと